シストレで資産運用はできない?どうやったら勝てるのか
シストレは資産運用に使えるのか
シストレ(システムトレード)の広告を見かけますが、儲かるのでしょうか?
もくじ
FX(外国為替信用取引)は国内でもだいぶ浸透してきており、挑戦する投資家はかなりの数になりました。
しかし、通算して利益を出している投資家はかなり少ないようです。
デイトレードやスキャルピングという取引スタイルだと、大きく利益を狙えますが、その分失敗する確率は高いので、初心者にはオススメしにくいと言えます。
そこで最近主流になっているのが、
シストレ(システムトレード)と呼ばれるタイプです。
システムトレードは人間の技量がほとんど入らず、自動で取引を勧めてくれるので、システムを選んだら、あとは放ったらかしに・・という人も多く、シストレを選ぶ投資家は増えています。
しかし、投資するわけなので、せっかくシストレを利用しても稼げない・・では意味がありませんよね?
そのため、今回はシストレを利用して本当に利益が出るのかどうかを解説していきます。
シストレとは?
シストレは、システムトレード(自動売買取引)の略称で、設定されているルールに従い機械的なトレードを行うことを言います。
投資家がシストレで行うことは、FX取引を行ってくれるシステムを選択する(もしくは自分で開発する)だけです。
あとはオートで取引をしてくれるため、寝ている間にチャンスをものにしたり、会社に出勤している間に利益を出していたりすることがあります。
シストレのメリットは?
シストレは裁量トレード(自分自身で取引すること)と違い、システムに取引を委ねる形になっています。
そのため、
自分自身の感情を入れずにトレードができるので、同じシステムを同じ期間で使用すれば、初心者とプロで同じ利益を出すことが出来ます。
また、FX市場は24時間オープンしており、出勤中の東京タイム、就寝中のNYタイムなどでも自動で取引してくれるので、
相場に張り付いておく必要がなくなります。
シストレのデメリット
シストレで懸念すべきデメリットは、
相場の急変時に弱いことです。
決めたルールを忠実にシストレは守るので、選んだシステムによってはどんどん負債が膨らんで行く可能性が高いです。
また、システムの選択も相場に適していなければいけません。
シストレの中にもレンジ相場に強いもの、トレンド相場などで威力を発揮するものなど様々です。
しかし、相場に適していないシステムを選択してしまうと、思うように利益が出ないことがあります。
FX初心者でもできる?
一見、誰でも出来そうなシストレですが、意外とハードルは高いです。
システム選びはもちろん重要なのですが、それと同じくらいシストレにおいて大切なのが、資金管理です。
システムによっては損切りせず、含み損を抱えて行くタイプもあり、口座の資金を十分に把握していなければ、思わぬ変動に対応出来ない事もありますよ。
初心者こそシストレは注意が必要です。
シストレを使えば勝てる?
シストレを使用しても、もちろん確実に勝てるとは限りません。
特に、何度か損失を出しただけでシステムをコロコロ変えていては、なかなか利益には結びつかないでしょう。
シストレを使用し勝つためには、
相場に適切なシステムを長い目で見て使用することです。
上級者になれば、自分でシステムを開発できるようになるでしょう。
シストレを資産運用で使用することについてまとめてみて
シストレについてのまとめです。
シストレのメリット
・感情に左右されないトレードができる
・24時間チャンスを見逃さない
シストレのデメリット
・相場の急変に対応しずらい
・システムが相場に合わなければいけない
利益を安定して積み重ねるのは、難しいかもしれませんが、
トータルで考えながら利益を積み立てて行くことがシストレでは大切です。
初心者でもシストレに挑戦してみたい方は、まずはデモトレードから始めてみるのもいいかもしれませんね。