おまかせ資産運用OKなロボアドバイザー・システム3選
おまかせ資産運用が出来るAI・ロボアドバイザーまとめ
おまかせ資産運用でお金を増やしたい!
資産運用を他人や外部に任せる方法は時代と共に変化しつつあります。
資産運用を外部におまかせとなると、「投資信託」や「ヘッジファンド」が該当していたのがこれまでの金融業界。
しかし、
- 投資信託といえば儲からないイメージ
- ヘッジファンドといえばお金持ちしか利用出来ないイメージ
が浸透しているようです。
じゃあ、弱小個人投資家はどうしたらいいんだ・・
という悩みと意見が募り進化していった、
「おまかせ資産運用」
というジャンルが現在は、
- 「自動売買システム」
- 「AI・ロボアドバイザー」
を生み出しました。
そしてこの新しいおまかせシステムは利用者も増え、現在ではかなり浸透してきています。
そこで今回は、投資初心者でも簡単に出来る、おまかせで財形貯蓄が可能な自動売買システムやAI・ロボアドバイザーなどをそれぞれの特徴と共にまとめていきます。
TEHO(テオ)
こちらは2017年にグッドデザイン賞を受賞したロボアドバイザーです。
オートで海外のETF(上場投資信託)を買い付け、証券口座にポートフォリオをおまかせで形成してくれます。
メリット
国内のETFのみだと、国の財政によってはかなりのリスクを伴う事になってしまいますが、TEHOであれば、海外に分散するので、かなり広域にリスク分散する事になります。
また、海外のETFは利回りも日本より高いものが多く、安全性も高いと言われています。
デメリット
TEHOの稼働で考えうるデメリットが為替変動リスクです。
全体で見ると利益が発生しているはずなのに、円高の影響で口座のお金が減ってる・・ということも考えられます。
TEHOについてもっと詳しく知る
WealthNavi(ウェルスナビ)
WealthNavi(ウェルスナビ)は世界最高峰のアルゴリズムを導入しているロボアドバイザーです。
本人のリスク許容度に応じて、米国株(VTI) 、日欧株(VEA) 、新興国株(VWO) 、米国債券(AGG)、金(GLD)、不動産(IYR) などの金融商品に幅広く、全ておまかせで投資してくれます。
メリット
WealthNavi(ウェルスナビ)のメリットは、全自動(全ておまかせ)で世界レベルの人工知能を使用し、資産運用出来ることにあります。
世界レベルの人工知能というと、ヘッジファンドのような富裕層しか利用できないイメージがありますが、WealthNavi(ウェルスナビ)では一般の方でも、それに匹敵するレベルの資産運用が可能になります。
デメリット
ウェルスナビの手数料は預かり資産の1%となっていて、自分自身の利益と連動することになります。
「全てお任せで1%なら安いんじゃないか?」
と思うかもしれませんが、積み立て金額が1000万円を超えると単純計算で10万円のシステム維持費が発生することになるので、資産が増えるほど手数料が高くなってしまいます。
また、運用前に10万円以上の入金が必須となっています。
WealthNavi(ウェルスナビ)についてもっと詳しく知る
トラノコ
「おつり」をおまかせで投資するサービスのトラノコ
他のロボアドバイザーが毎月定額で積み立てるシステムが多いのに対して、こちらは「買い物のお釣り」を投資する一風変わったサービスです。
全てのお釣りが、おまかせで投資されるのではなく、口座にゆとりがある場合に自分で積み立てるかどうかを決め、その後はAIが米国株、日本・欧州株、債券、不動産投資信託、金、エネルギーなどに幅広く分配してきます。
メリット
トラノコのメリットは、ズバリ手数料の安さです。
ロボアドバイザーなどの運用は、利益の1%などが一般的ですが、トラノコであれば運用報酬0.3%に加えて、月額300円固定でAIによる、おまかせ投資が可能です。
また、初期入金が必要なく、無理のない範囲での投資が出来るため、初心者では特にオススメです。
デメリット
トラノコのメリットとして挙げた手数料ですが、こちらは純資産額が少ないとデメリットになり兼ねます。
数万円程度の積み立て初期では月額300円の固定手数料が、他のロボアドバイザーと比較すると高くなってしまいます。
そのため、長期的に積み立てて100万円を超えるような口座残高に到達すると他社よりも優れたパフォーマンスを発揮できるでしょう。
トラノコについてもっと知る
AIによる、おまかせ資産運用のポイントは?
AIやロボアドバイザーなどのシステムにおまかせで資産運用する場合、 全てに関して一貫して言えることは「感情を入れない」ことです。
初心者が参入しやすい、株やFXはデイトレードで始める人が多いですが、90%以上の人が失敗するといいます。
同時にロボアドバイザーの利用で失敗しやすいのが、相場の急変で口座残高がマイナス域に達し、すぐに解約してしまうことです。
しかし、経済が成長を続けるという前提に、長期的、客観的な側面で投資を続けることで、リーマンショックのような不況をも乗り越え、利益を出し続けている人は大勢います。
どんな時でも冷静でいられるAI・ロボアドバイザーに、おまかせして、残高がマイナスになっても「すぐに解約する」などの選択肢をとってしまうとAI本来の力が発揮できないというポイントは押さえておきましょう。
おまかせ資産運用ができるシステムのまとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、現在ではAIやロボアドバイザーを中心に、おまかせで資産運用が出来る幅が広がってきています。
ただ、流行りに乗って投資するようなイナゴ投資家は失敗する確率(大損する確率)が非常に高く、長期投資では相場の変動に一喜一憂しないマインドが必要となります。
このようなロボアドバイザーなどのサービスにチャレンジしてみる場合には、自分の資産状況と照らし合わせ、許容できるリスクの範囲内で始めるのが基本です。
少額からスタートしても、AIにお任せして、力を借りながらコツコツと積み立てることで将来的に大きな資産を築くことが出来るはずです。
自分で運用する自信がない人は、おまかせ資産運用からステップを踏むのもオススメですよ!