パーソナルファイナンスとは?資産運用でしっかり理解しておきたいコト
パーソナルファイナンスと資産運用について学ぶ
パーソナルファイナンスという言葉を知っていますか?
理解すればお金に対する考え方が今日から変わるかもしれませんよ。
もくじ
お金の使い方について皆さんは普段どのように考えているのでしょうか?
「無駄遣いをしない」
「節約をする」
という手段を取るコトで手元にお金が残りやすくなりますが、
その手段は一体どのような目的で選択していますか?
目標をしっかりと決めて実践するかしないかで、結果も変わりやすくなります。
この目標を決める際に、パーソナルファイナンスについて理解しておくと、初心者でも資金管理の上達が早くなってくるでしょう。
そのために、まずはパーソナルファイナンスについて簡単に理解してみましょう。
パーソナルファイナンスとは?
パーソナルファイナンスというワードは聞きなれない人も多いかもしれません。
一言で説明すると、パーソナルファイナンスとは、
個人の資金計画と管理をいいます。
これだけだとパーソナルファイナンスの説明が不十分ですが、イメージはしやすくなりますね。
パーソナルファイナンスの詳細
パーソナルファイナンスは「個人の資金計画と管理」というイメージで初心者の方は構いませんが、さらに詳しく説明します。
Personal Finance (パーソナルファイナンス)の意味
自分たちのライフステージには多くの出来事が起こります。
結婚、出産、成熟、老後、相続など、
お金がこれからどんどん必要になってきます。
それぞれのライフステージでの労働などによる収入、
そこから税金までを想定してキャッシュフロー(お金の流れ)を考えます。
その中で預金、不動産、株式、債券などに資金を分配し、
有形資産のアセットアロケーション(資金の配分)を考えます。
これにローンなどの負債まで考慮し、財形貯蓄を形成していき、
次世代に引き継ぐまでの流れ
をテーマとする金融の一領域がパーソナルファイナンスです。
参考:NPO日本FP協会発行パーソナルファイナンステキスト
パーソナルファイナンスの目的
パーソナルファイナンスの目的としてここで捉えられるのが、
「人生の幸福を実現する」ということです。
一番大切なものはお金!とは言いませんが、
人生を豊かにするものであることは確かだと思われます。
実際にお金がなければ出来ないことはたくさんありますし、
ほとんどの方がお金が欲しいと感じるでしょう。
そこでパーソナルファイナンスについて理解しておくと、個人ごとに資金計画を立てて管理するので、自分の人生の目的を、
パーソナルファイナンスに基づいて達成していく
ことも一つの手であると考えられます。
パーソナルファイナンスを実行に移すために
パーソナルファイナンスを理解できたら、次に実行に移すことを考えましょう。
まず、パーソナルファイナンスを実践するファーストステップとして、
現在の自分の資産を把握する必要があります。
家計簿をつけろ!とか、そういうことではなく、
パーソナルファイナンスではもっと大きな視点で考えることが重要です。
収入と支出だけでなく、
現在の家族、
貯蓄(預金や不動産など)、
負債(ローンなど)、
保険なども、把握しておく必要があります。
パーソナルファイナンスでやることは大きく2つ
パーソナルファイナンスのファーストステップである、資金の把握が出来たら、
ここからは大きく分けて2つのことを実践していきます。
金融知識をつけていく
ファイナンシャル(金融)という業界は、常に進化を遂げています。
もちろん基本的な部分は変わりませんが、
日々新しい投資対象は生まれていますし、時代とともに資金効率がいい投資先は変わってきます。
パーソナルファイナンスを上手く実行するための準備として、
金融知識を高めていくことは必要です。
つまりは勉強ですね。
プランの見直し
計画を立てるうえで、このプランの見直しを繰り返す必要があります。
パーソナルファイナンスでは、
プランを立てたはいいが、実行に移すには難しい
と感じることもあるでしょう。
そういった場合に、プランを試行錯誤繰り返してパーソナルファイナンスを実行に移す努力を行うことをオススメします。
パーソナルファイナンスについてまとめてみて
パーソナルファイナンスはまだ知らない人も多いワードですが、
考え方は基本的で非常に大切です。
お金の使い方を考えるうえで、
パーソナルファイナンスについて理解があるか無いかで、
意識や考え方も変わってくるでしょう。
また、計画を立ててもパーソナルファイナンスの実践が難しいと感じる場合には、
FP(ファイナンシャル プランナー)と呼ばれる金融に関してのプロの方も存在するので相談するのも一つの手です。
ただ、やはりまずは自分でパーソナルファイナンスを実践できるように努力することをオススメします。