SHIINBLOG

20代前半からの資産運用

資産運用関する記事を更新しています。様々な投資についてや、実際の体験談などを元に初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。※あくまで投資は自己責任でお願いします。

改悪でしかない?レバレッジ規制で2つの取引ができなくなる可能性について

改悪されるレバレッジ規制が及ぼす影響について

改悪される!個人投資家はやっていけなくなる!

FXのレバレッジが規制されることで、改悪だという意見が多発しています。

 

f:id:FX-Trader-Takayuki:20180124113531j:plain

もくじ

FXのレバレッジが25から10へと変更される方針ですが、情報収集してみるとこれは改悪されるだけだという意見が多いように感じます。

また自分自身もこのレバレッジ規制に関してはあまり、肯定的なイメージを持ちません。

 

今回は、なぜ改悪であると言われているか、改悪されてしまった場合、どのような影響を私たちに及ぼすのかを考えてみました。

改悪であると言われる理由は?

改悪されると言われる理由はどのような点でしょうか?

 

広く認知されているFXの大きな特徴は「少額で大きなお金を動かすことができること」です。

この特徴を活かすことで、個人投資家が少額から取引をスタートした際でも、レバレッジをかけて大きなお金を動かし、利益を狙うことができます。

 

しかし、これが25倍から10倍に改悪されてしまうと、特徴が大きく失われてしまいます。

改悪されるとFXの特徴は失われる

改悪されてしまった場合、レバレッジを自由にかけられなくなり、FXはその特性を失います。

もし実際に改悪されて、このFXの特性を失うと、どうなるのでしょうか?

 

レバレッジを10倍にすることで、資金管理、リスク管理がうまくできていない初心者であれば、破産を防ぐ可能性が高くなるという利点が出てきます。

しかし、現在FX市場で活躍されているベテラン個人投資家からすると改悪でしかないわけです。

改悪だと感じるのは経験を積んだ投資家

改悪だ!と意見するのは、ベテラン投資家でしょう。

というのも、リスク管理ができるベテランにとっては、今回のレバレッジ規制は改悪だと感じざるを得ないのです。

動かせる資金が減ることで、単純に考えれば利益は減り証券口座に資金も拘束されやすくなるでしょう。

レバレッジ規制によって改悪だと捉える2つの取引スタイル

レバレッジ規制後の改悪によって、大きなダメージを受けやすいのは次の2つでしょう。そして、実際に改悪されると多くのFX投資家は被害を被る可能性が高いです。

1.超短期取引(スキャルピング)

スキャルピングはごくわずかなpips(値幅)を超短期軸で積み重ねて利益を出す方法です。わずかなpipsでも利益を出すにはレバレッジを大きくかけなければならないのですが、今後はスキャルピングで利益を出している投資家は利益が減る可能性が高いでしょう。

2.トラリピ系(くるくるワイド、ループイフダンなど)

トラリピ系はシステムに任せ、ほったらかしにして儲けるスタイルです。

損切りをできる限りしない、ポジションをたくさん抱える時期もありますが、長期軸で利益を出していくというのが、基本戦略です。レバレッジが10倍に改悪されてしまっては、おそらく現在運用しているほとんどの投資家が今回の改悪によってシステムの見直しや口座への追加入金を余儀なくされるでしょう。

 

上記の2つはFXでも人気のスタイルで、多くの投資家が利用しています。

利用している方からしたら、まさに改悪と感じざるを得ないのです。

改悪されるレバレッジ規制についてまとめてみて

改悪されると感じるのは、おそらく経験を積んだ投資家でしょう。

個人投資家を守るためという理由で、今回のレバレッジ規制は導入されるようですが、おそらく初心者はわざわざ改悪され特徴を失ったFX市場に参入することなく、ボラティリティの高い仮想通貨市場などに流れることなどが想定されます。

 

そして、この改悪方針によって一番影響を受けるのは現在FXで利益を出している個人投資家だと考えています。

 

すでに、この改悪制度をどうにかしろとこのようなサイトまで立ち上がるほどです。

 

FXのレバレッジ規制改悪問題を考える会

このサイトを見てみると、著名人や執筆をされている方なども多く、 意見をみてみるといかに今回の規制が改悪であるのかが分かります。

 

個人的にもループイフダンなどのトラリピ系を利用しているので、レバレッジ規制の改悪がなされないようにと祈るばかりですね。

オススメ関連記事