自分に合う複利運用のやり方は?それぞれのやり方で考えてみる
以前複利運用についてこのブログで記事を書きましたが、今回はそのおまけとして様々な複利運用を計算してみました。あくまで単純計算(価値の変動率は無視)しています。十人十色の投資方法があると思うので、自分に合った投資法を見つけたいものです。それではどうぞ!
ちなみに複利運用とはなんぞや?と思う方は下の方から読んで見てください。
複利運用に関する記事
もくじ
様々な複利運用のシュミレーション
株式の配当金
配当利回りというのが株式にはあります。これはその時の株価によって変動するため、配当金は年度によって違います。また、最低購入価格もあるので正確な数字は株式では算出しにくいです。なので今回は単純に複利計算で、株価の変動率などを考慮せずに算出することにします。
例として日産自動車がH29年8月時点で配当利回りおよそ4.4%なのでこれを複利シュミレーション。つまり配当利回りで得た資金をそのまま運用すると、100万円で保有した場合、5年後に125万円、10年後に154万円、20年後に237万円という数字になります。
トルコリラのスワップ
では高金利通貨ではどうでしょうか?証券会社によって差はありますが、トルコリラを100万円分保有(一万通貨)している場合、2017年8月時点で一番スワップポイントが高いヒロセ通商であれば一日あたり116円もらえます。2016年では一年間で約42000円ほどのスワップポイントが支払われています。為替レートの変動を考慮しなければ 100万投資して1,042,000円なので、年利4.2%の計算になります。単純計算すると、
5年後におよそ123万、10年後に151万、20年後に228万円になります。
ただ、為替に関しても政策金利は変化しますし証券会社の提供するスワップポイントもこれに基づくことになるので変動はします。
ちなみにFXはレバレッジをかけて運用することが出来ます。証拠金100万円で国内であれば2500万円分まで運用することは出来ますが、長期保有ではすぐロスカットされてしまうラインなので、2〜3倍のレバレッジがいいかもしれません。
3倍のレバレッジで運用するなら、5年後に169万円、10年後に253万円、20年後は484万円と256万円もの差がついてしまうワケです。恐ろしい・・
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ソーシャルレンディング
これが実は複利シュミレーションにおいて一番計算しやすいんですよね。ソーシャルレンディングは簡単に言えば金貸しと同じですから、同じ投資対象では為替変動、年利変動がありません。例えばSBIソーシャルレンディングのカンボジア技能実習生支援ローンなら予定利回りは10%です。そのため、100万円を複利運用シュミレーションすると5年後に163万円、10年後に269万円、20年後に748万円になります。
ただ、もちろん貸し倒れリスクなどの問題がありますが・・
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まとめ
いかがだったでしょうか?ちなみにデイトレードなどの利息&利益の変動が激しい投資に関しては単純計算が難しいので今回は計算をしておりません。もちろん、月利平均を計算することで年利も算出することも出来ます。
それぞれリスクがあるため、このような単純な計算では長期スパンでの正確な獲得利益はわかりませんが、あくまでシュミレーションしてみるとこのような結果になるということですね。それぞれリターンを求めれば求めるほど資金が溶けるリスク、つまり破産のリスクがそれだけ大きくなるということを念頭に、自分にあった投資を行っていく必要がありそうです。