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20代前半からの資産運用

資産運用関する記事を更新しています。様々な投資についてや、実際の体験談などを元に初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。※あくまで投資は自己責任でお願いします。

繰上げ返済で資産運用するのがいいとは限らない!?

資産運用でローリスク、ハイリターンを求めると失敗しやすくなりますが、「繰上げ返済」で運用するのであればほぼ確実にリスクを背負わずリターンを狙うことが出来るようです。で、実際繰上げ返済ってどうなんでしょうかね?

f:id:FX-Trader-Takayuki:20170926134614j:plain参考:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)

 

もくじ

 

繰上げ返済で資産運用するとすごくいいらしい

 繰上げ返済で資産運用するとすごくいいというのは本当なのでしょうか?

 

住宅ローンや自動車ローンを組んでいる方は資産運用を繰上げ返済で行うことが出来ます。

 

繰上げ返済でローンを完済し、その後悠々自適に資産運用しながら暮らす人もいれば、繰上げ返済をしたせいでその後の生計に支障をきたしてしまい、失敗してしまう人も実際にいるようです。

 

 そうならないためには、繰上げ返済について詳しく知り、自分に向いているかどうかを見定める必要性があります。

 

ではどのような人が繰上げ返済に向いていて、どのような人は繰上げ返済に向いていないのでしょうか?

 

そもそも繰上げ返済とは?

そもそも繰上げ返済とはなんなのか。

繰上げ返済とは、毎月決められているローンなどを先取りして返すことで、返済期間と返済総額を圧縮する方法です。通常発生する利息を繰上げ返済することによって効率的にカットすることが出来ます。

 

必ずリターンが望める繰上げ返済の理由とは?

必ずリターンが望めるとされる繰上げ返済の「リターン」とはなんなのでしょうか?

それはズバリ「利息分」がリターンになります。資産運用で効率よくリターンを求めようとすると、どうしても株式投資などが紹介されがちですが、繰上げ返済でも年利数%のリターンは確約されます。さらに株式投資などとは違い、「元本保証」までされる優遇っぷりです。

これだけ聞くと、超低金利時代の現在で繰上げ返済は最強なんじゃないか?と思ってしまいますが、もちろん落とし穴があるのでしっかりと把握して行う必要があります。

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早ければ早いほど繰上げ返済はイイは間違い?

早ければ早いほど繰上げ返済はその効果を発揮しますが、もちろん闇雲に全ての資金を繰上げ返済に当てると失敗するケースもあります。

実際に繰上げ返済で失敗した人は、手持ちの現金をほとんど繰上げ返済に当ててしまいローンは完済したものの、その後の生計が苦しくなったそうです。これでは繰上げ返済が成功したとは言えませんよね。

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繰上げ返済のメリットとデメリット

 繰上げ返済のメリットとデメリットをしっかりと把握しておくことは重要です。一見ものすごくメリットだらけに見える繰上げ返済ですが、デメリットも当然ありますので、よく理解して繰上げ返済をすることをオススメします。

メリット

・払うはずの利息を大きく減らすことが出来る。

・返済期間を前倒しできる。 

デメリット

・手持ちの現金を使うので、急な出費に対応出来なくなることがある。

・ 住宅ローンであれば特別排除があるため、損をするケースもある。

 

向き不向きを把握して繰上げ返済しよう

向き不向きを把握して繰上げ返済することは重要です。 

資金に余裕がない人が金利を気にして繰上げ返済を無理に行うと、その後のライフステージに支障をきたすこともあります。

 

繰上げ返済で資産運用するをまとめてみて

繰上げ返済で資産運用をすることについてまとめてみましたが、 必ずしも繰上げ返済をしたほうがいいとは言えないようですね。もちろん現金が手持ちから減るということもありますが、住宅ローンなどでは特別排除があったり、ローン自体も非常に低金利であることから、返済に充てる資金をもっと効率よく資産運用することも可能でしょう。

ただ、資産運用に自信がない人は住宅ローン特別排除などに気をつけることで、利息分を減らすことは出来ると思うので、余剰資金で繰上げ返済をすることはオススメ出来そうです。

 

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