ハリケーンはループイフダンに影響あった?為替はどう動いたのか
ハリケーン(ハービー)がアメリカ本土を直撃しましたが、為替ではどのくらい影響があったのでしょうか?
もくじ
ハリケーン「ハービー」襲来
ハリケーンの中でも最大級である、「ハービー」が直撃しました。
アメリカで災害と言われればハリケーンを想定する方も多いと思いますが、今回のハリケーンの規模はここ数年でもっとも洪水の被害が酷いとされているそうです。
それだけ大きなハリケーンですから経済打撃も大きいです。
直撃したのは製油施設が集中する湾岸部で、ハリケーンの影響でガソリン先物価格も上昇しました。
ただ、GDP20兆ドル近いアメリカ経済全般に大打撃を与えるかと言われればそうでもないと思います。
建設、復興の雇用なども今後は見込まれそうですしね。あくまで個人の見解ですが・・。
ハリケーン通過後の8月の雇用統計
ハリケーン通過後に8月の雇用統計がありました。
非農業部門雇用者数変化 予想:18.0万人 結果:15.6万人
失業率 予想:4.3% 結果:4.4%
平均賃金 予想:+0.2% 結果:+0.1%
全体的に弱い数字が出ました。
特に平均賃金は+0.1%とかなり弱めの数字です。
さすがにこの指標を受けてドル円は50pips程度下落したみたいですが、その後は全値戻しで上昇という流れだったみたいですね。
下支えはユーロ売りでしょうか?
自分は今回の雇用統計は完全に見送ってしまいました。
ハリケーン後のループイフダンの運用成績
ハリケーンが通過して、ループイフダンはどう動いたのでしょうか?
現在の保有ポジション状況
現在ポジション数10枚(1枚約1000通貨)となっております。前回(H29年8月26日の記事)と比較するとポジションを2枚解消していますね。
決済損益
今回は先週に比べてボラティリティが出たことと、ややドル高方向に振れたことで7つのポジションを解消することができました。
合計獲得pips:300pips
合計獲得スワップ:102円
合計収益:3102円
ハリケーン後のループイフダン総合成績
ハリケーン通過後の総合成績はこのようになっています。
運用開始:5月26日
合計獲得pips:1938.3pips
合計獲得スワップ:487円
合計獲得収益:19870円
ハリケーン後のループイフダンの運用方針
ハリケーンが通過したので、引き続き運用を続けていきます。
ドル円は日足チャートで三角保ち合いをブレイクしましたが、ユーロ売りに支えられている印象もありドル買いが進んでいるような感じはしません。
下値は108円台がなかなか底堅く反発されていますので、しばらくは米10年長期金利やECB関連の報道に左右される可能性があります。
もしくは北朝鮮のミサイル発射などのリスクもありますので、
ハリケーン以外の想定外の事態などの大きな値動きには警戒しておきたいところですね。
ハリケーンなどの天災の影響
今回のハリケーンはかなり強かったみたいです。
地震やハリケーンなどの災害は為替や株式に大きな影響をもたらすことがありますが、今回のハリケーンの影響はそこまで懸念されないかと思われます。
しかし、ハリケーンがさらに大型で直撃する州なども変わればまた、様々な影響が出てくるでしょう。
ハリケーンも今後また起こるだろうが、運用は継続
ハリケーンは天災なので、またいずれ起こるでしょう。
そこまで踏まえてループイフダンを運用する必要がありそうです。
ループイフダンはしばらく含み損と合わせてマイナス収支でしたが、ドル高に振れたことと、利益の積み重ねにより、現在はプラス収支に安定しております。
再び下落すればポジションを持つのでよし、上昇すれば含み損を解消できるのでよしといったところでしょうか?ただ、120円ライン(長期足想定レンジの上限)では一旦システムの停止をするつもりです。
長期でループイフダンを運用しようと思っている方は、損切りラインを浅めに設定するとループイフダンの強みであるレンジ相場想定に適さない運用方法になる可能性が高いので注意が必要です。
システムの出口(想定レンジ幅)をしっかりと事前に決めておけば、想定外の自体にも対処できるかと思います。