仮想通貨の基本〜仮想通貨投資のメリット、デメリットを簡単にまとめてみる〜
もくじ
仮想通貨投資の前に
2017年は仮想通貨バブルの年とまで言われています。それもそのはず、仮想通貨は今年に入って軒並みその価格を上げ、およそ3ヶ月で何十倍もの価値になった通貨もたくさんあります。
そんな仮想通貨に投資して一攫千金を狙うことも出来ると思いますが、投資する上で最低限の知識は必要だと思いますので、今回はそのことをまとめて見ます。
ちなみにネットでは仮想通貨に関して非常に詳しく解説している方も多くいらっしゃると思うので、今回は全く知らない人でもすぐわかるように難しい話は全部抜きにして最低限押さえておきたいポイントをまとめてみました。
仮想通貨とは?
仮想通貨は現物として存在しない、デジタルな通貨です。デジタルな通貨と言われればnanacoやsuicaなどの電子マネーを連想しがちですが、全くの別物です。電子マネーとの大きな違いは
・1000円をnanacoにチャージ→nanacoの1000円分のポイントを再び現金にする ❌
・1000円を仮想通貨にチャージ→仮想通貨を現金1000円に換金→⭕️
という点があります。
また、通常の通貨(ドル・円・ユーロなど)は中央銀行などを介して取引します。しかし仮想通貨は銀行などが発行しているわけではないので、インターネット上の専門の取引所を使い、ユーザー間同士で取引を行います。そのため銀行などの介入がありません。
そして画期的な技術としてネット上でしか使われない通貨だからこその特徴があります。仮想通貨はたくさんの種類があり、通貨ごとの特徴があります。例えば一番有名で価値の高いビットコインは通貨のインフレ・デフレが起きないですし、取引の履歴が必ず残るので不正行為を働くことが出来ません。各通貨の特徴はこちらの記事に簡単にまとめましたのでご参考ください。
fx-trader-takayuki.hatenablog.jp
仮想通貨のメリット
儲かる可能性がある
単純に仮想通貨は儲かる可能性があります。例えば仮想通貨で一番有名なビットコインは2010年に取引が開始され、当時の価格は1ビットコインが約6円でした。しかしこの記事を書いている現在2017年8月14日では46万円もの値段をつけています。単純計算で76,666倍の価値になっているので、当時「なんか面白そうだから1万円分買ってみよ〜」と投資し、今現在まで保有していればその価値なんと7億6666万円!資産運用もクソもないw
ただビットコインが同じように7年で今後1ビットコイン1億円以上の価値になるかどうかは疑問ですが、数多くの仮装通貨があり、価値は3ヶ月あまりで何十倍になる通貨も少なくありません。そのため仮想通貨は投資している方が急増しているジャンルです。
送金手数料がかからない
通常、銀行でお金を送金するときに送金手数料が取られます。海外であれば6.5〜8.5%の手数料が取られますので10万円を送金するときに国内では450円、海外では6000円以上のお金が取られてしまいます。
しかしビットコイン同士で取引する際には送金手数料がほとんどありません。10万円の取引では手数料が0BITコイン(無料)らしいです。
為替レートの心配がなくなる
日本であれば「円」、アメリカなら「ドル」といった通貨が使われていますが、円安or円高といった言葉があるように為替レートは常に変動します。ドルの価値が高い年もあればユーロの価値が高い年もありますが、仮想通貨が世界中で普及し決済に使われ始めればどの国でもその仮想通貨の価値は同じですので海外旅行の際などに為替レートを気にせず決済ができるようになります。
仮想通貨のデメリット
全くの無価値になる可能性がある
最大のデメリットは価値を保証してくれる機関が存在しないことです。国家も銀行も仮想通貨の価値がなくなったところで保証はしてくれません。突然ある日全く無価値なデータになる可能性もあります。
2014年に「マウントゴックス社」という会社が仮想通貨のハッキング被害で破綻してしまいました。ネット上の通貨なのでハッキングのリスクも当然つきものです。取引所では2段階認証を進めていますが、中にはめんどくさがってアカウントをハッキングされたケースもあります。そのため、資金管理は徹底したほうが良さそうです。
ネット環境が必須になる
また、ネット環境に不具合があれば取引自体出来ません。国内ではネットが通っていない地域などもうほとんどないとは思いますが、整備が進んでいない発展途上国ではネット環境に悩むことがあるかもしれませんね。
決済の場面が限られる
現在では仮想通貨を決済の場面で使用できる機会が限られていますので、現在の電子マネーのように日常の生活場面で色々なものを決済できるようになるのはまだ当分先だと言われています。
まとめ
仮想通貨市場はここ数年、さらに言えば今年の4月で急速に規模が拡大しています。仮想通貨バブルと言われているほどですのでいつかは暴落する可能性もありますが、この短期間でガンガン稼いでいる方も多くいらっしゃいます。
ただリスクもまだまだ非常に高いジャンルですので投資というよりは投機といったほうが正しいのかもしれません。
ちなみにデメリットの部分で決済の場面が限られていると記述しましたが、あくまで日常生活場面での決済という点であり、Amazon、楽天、DMMではビットコイン決済が既に可能になっています。(大体揃いますねw)
僕もとりあえず数千円程度から始めてみようと思います。どの通貨に投資したとかはまた記事にしようと思います。
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