SHIINBLOG

20代前半からの資産運用

資産運用関する記事を更新しています。様々な投資についてや、実際の体験談などを元に初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。※あくまで投資は自己責任でお願いします。

中国がICO規制で仮想通貨暴落!そもそもICOとは?

時折やってくる仮想通貨暴落の波。暴騰もあれば暴落もあるのが相場です。昨日〜今日は仮想通貨全面安となりましたが、その背景には何があったのか、また今後の仮想通貨市場はどうなるのかを考察して見ました。

もくじ

昨日〜今日のビットコインの暴落について

考えうる原因

DEGさんのツイートが分かりやすいかと思います。

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簡単にまとめると中国がICOを完全に規制し、不正な仮想通貨を取り締まろうというのです。政府の発表なのでこれは決定事項ですね。中国では詐欺的なICOも多いので政府はいよいよ重たい腰をあげたというところでしょうか。

ところでICOって何?

仮想通貨でいうICOとは簡単に言うと、トークン(代用紙幣)を発行し、それを販売することで資金を調達することです。株式や最近何かと話題になっているVALUと同じイメージでいいかと思います。

仮想通貨の発行には特に規制がなかったため、詐欺まがいのモノもおおく流出しており、これを政府で管轄・管理しようというわけですね。確かに詐欺自体は減る流れとなり、調査で問題のないこれまで発行された仮想通貨、これから発行される仮想通貨に対して安心なイメージを持つことが出来そうです。

仮想通貨の基本に関しての記事


しかし仮想通貨は軒並み暴落

暴落の背景は?

おそらく、中国全体が仮想通貨市場から一旦撤退、それに伴いチャートは下落するので各国の投資家も一旦ポジションを下げたのではと思っています。特に中国では他の国と比べてビットコインのマイニング(採掘)が全体の7割のシェアを誇っていると言われるほどで、仮想通貨分野でかなり活発だった印象を持っています。これに続けとばかりにICOプラットフォームが溢れかえってしまったので規制はしょうがないですね。

今後の仮想通貨市場について

あくまで個人的な見解ですが、今回の規制は将来的な目線で見れば政府にとってもユーザーにとってもよかったのかなと思っています。仮想通貨の取り締まりを徹底することで不正な仮想通貨が市場に流通することを防ぐことが出来るので、詐欺の被害などが減ってくると思います。また、これによって良質な仮想通貨が生き残るようになり、仮想通貨がむやみやたらに増えすぎて資金が分散しすぎず、現在の通貨の価値が大幅に下がることも防ぐことができるかと思います。

今後、日本や欧米、アメリカなどでもICOの規制は導入されていく可能性が高いと思われますが、仮想通貨自体の取引が禁止されるわけではありません。もちろん仮想通貨取引はインターネットさえあれば世界中のどこでも行うことが出来ますので一斉に取り締まるというのは難しい気もします。もちろん仕組みもそうですが、市場に流入している資金はすでに1500億ドル(約17兆円)を突破したそうで、すでに禁止にすることができる規模ではなくなっているみたいです。

僕のような弱小個人投資家は余剰資金で細々と取引を行なって行こうと思います。(笑)

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