SHIINBLOG

20代前半からの資産運用

資産運用関する記事を更新しています。様々な投資についてや、実際の体験談などを元に初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。※あくまで投資は自己責任でお願いします。

2018年2月実施予定のパチンコ・パチスロ出玉規制について、パチスロ歴7年の僕が考察してみる。

もくじ

今回のパチンコ規制の詳細

 ニュースでも話題になりましたが、H29年7月10日に警視庁が新たなギャンブル依存症対策を打ち出しました。このところ、統合型リゾート整備推進法というワードをよく耳にします。いわゆる日本にカジノを作ってしまおうというもの。

 

法案は既に可決されており、警視庁はこれに伴ってギャンブル依存症対策を進めています。その影響が一番出るのは間違いなくパチンコ・パチスロです。

 20兆円超えという、その市場規模ゆえ政治分野のアドバイザーとして自由民主党も2017年で22名絡んでいます。(一般社団法人 パチンコチェーンストア協会から引用)

  

もちろん、この法案以前にギャンブル依存症対策というのは進められてきましたが、今回の規制はかなり波紋を呼んでいます。

パチンコの規制

 最近のパチンコの規制では、大当たり確率→1/399→1/319→1/299へと以降。

これに伴い確率変動の継続率も現在は時短込みで65%に移行。

など、大当たりや大当たり中に関しての規制が主でしたが、今回はこの大当たり中の出玉が大きく規制されることとなりました。

今回の規制では大当たりの出玉の上限が現行の2400個(9600円相当)から1500個(6000円相当)引き下げられます。

オススメ記事 

スロットの規制

 また、パチンコだけでなく、スロットも大幅に規制が入ることになります。

まずART中の最大払い出し枚数が1Gあたり2.0枚までに。これに加え、最大ゲーム数が1500Gになります。どういうことかと言うと、ついに2.0枚×1500Gで3000枚(60000円相当)が上限となったのです。それから大当たりの出玉の上限は480枚(9600円相当)から300枚(6000円相当)に抑制。

そしてさらに「強制初期化機能」が実装されることとなりました。

この強制初期化機能とは3000枚の出玉を取り切ると強制的にARTが終了するという仕様になってます。現在導入されている機種では当たり状態が終わっても、その後の何ゲームかは当たりやすい状態になっていたりしていましたが、この強制初期化機能はART性能に影響を及ぼす全ての変数を初期化します。つまりART後の高確状態などの当たりやすい状態を作れなくなったということになります。

 

これまでの規制ではあの手この手をメーカーが考え、現在の現行している機種でも一撃万枚ということが可能だったわけですが、強制初期化機能の実装によって、一撃3000枚を超えることは完全になくなりました。

 

そして大当たり上限300枚という規制は現在一番スロットの主流であるジャグラーの出玉にも影響を及ぼします。これはひどい。

結局、依存症は無くなるのか?

個人的に、やはり年々パチンコ・パチスロユーザーが減っていっているのを体感しています。特にこの2〜3年でだいぶ減ったなとは思います。

 ただ、やはり出玉の規制を行っただけではヘビーユーザーの依存症解決法には直結しないという印象を受けます。

ヘビーユーザーを何人も見てきましたが、彼らはあの球やコインがジャラジャラと出てそれを箱に盛ったりする時に快感を得ているように思えます。というか自分も遊戯していて、どうしてもデジタルの表示だけでは楽しめません。

封入式遊技機の導入

 しかしながら、今回の改正案の一部で利用者が玉を触らず、パチンコ台内で玉が循環する「封入式遊技機」の導入も認めたそうです。店側や警察が出玉数のチェックを容易にするという目的の為だそうですが、個人的にはこの完全デジタル管理がヘビーユーザーには効き目がありそうな気もします。

 

というのも、やはり周りのパチンコ&スロットユーザーで、ゲーセンのパチンココーナーで遊ぶ人はいませんし、今はネットのアプリなどでも楽しめますが、これも夢中になるユーザーを僕は知りません。パチンコを止めよう・控えようとする大概の人が、ここを経由しますが、すぐにパチンコ店に来店してしまう印象があります。

 

もちろん根底にあるのはギャンブルなので「お金」ですが、店側が完全にデジタルに移行し、あのパチンコ玉やコインの音もなくなれば、ある程度大当たりの快楽の抑制が出来るのでは・・?と思っているのですが・・

 

まとめ

確かに今回の規制でユーザーはある程度減るでしょうし、パチンコ&パチスロでは「稼げない」というイメージを定着させれば、市場規模の縮小、ユーザーの軽減が見込めるでしょうね。

 しかし、これまで色々な対策を取り、依存症対策をとってきましたが、市場規模が規模なので今回も何かしらの抜け道を作り出そうとするんでしょうね。

メーカー側としては必至ですから。

 

このイタチごっこに終止符がいつ打たれるのか。そして終止符が打たれた時、僕の収入源の一つが確実に無くなることは目に見えているので、今のうちに自分のスキルアップに磨きをかけようと思います。

オススメ関連記事