SHIINBLOG

20代前半からの資産運用

資産運用関する記事を更新しています。様々な投資についてや、実際の体験談などを元に初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。※あくまで投資は自己責任でお願いします。

ループ・イフダンで失敗した話。システムを運用するならこのぐらいは知っておきたかったこと。

これまでループイフダンでコツコツと利益を積み重ねてきましたが、今回はシステムに対しての無知で失敗してしまったことについてまとめてお話ししたいと思います。

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参考:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)

 

もくじ

 

ループイフダンで失敗しないために気をつけておきたいこと

ループイフダンで失敗したい人なんていないですよね?そりゃそうです。資産運用で失敗したい人なんて、普通に考えたらいないでしょう。いきなり失敗したい人なんて僕の知る限りではまずいません。

 

近年はFXでループイフダンなどの自動ツールでの資産運用も主流になってきました。

 

いざ、これからループイフダンを始めようと思っている方は、失敗をしないために気をつけておかなければいけないことがあります。それは何なのでしょうか?

 

思い立ったらすぐ行動で失敗した

まず、僕は思い立ったらすぐ行動で失敗をしてしまいました。

僕がループイフダンを知ったきっかけは今年の4月に行った福岡のとある本屋さんでした。なかなか大きな本屋さんに来ることはないので、投資関連の欲しかった本を買い、その後しばらく関連書籍をちらほら見ていると自動ツールに関しての本をたくさん見つけたので見てみることに。そして出会ったのがこの本でした。

 

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本を読み終わった後、すぐにループイフダンを初めてみようと思い、証券会社に登録してループイフダンで取引を開始することにしました。

 

最初の失敗はループイフダンの運用システム変更

最初の失敗はズバリ、ループイフダンの運用システムの変更に気づかなかったことです。

僕の考えでは、ドル円Bシステムで運用して75〜120円ぐらいの値幅で長期運用すれば失敗せずに運用できると考えていました。ちょうど僕が運用し始めた時、ドル円は111円程度でしたので下方向へ向かいやすいかもしれないと思いましたが、

・損切りをしないことを条件に含み損を抱えれば抱えるだけ儲かるということ

・今年はドルの利上げも複数回行われ、高金利通貨と言えるほどのスワップが手に入ること

なども考え、ドル円をBシステム(買いシステム)で運用すれば失敗しない!と思い、ループイフダンを始めました。

 

そしていざ運用を開始してまず気づいたこと。

「あれ?なんで逆指値入っているの?」

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まずここが最初の失敗でした。

なんと僕の見た本とはシステムが一部変更されていたのです。僕が買った本の発行年月日を見てみると、2015年7月10日初版発行。僕がループイフダンを運用し始めたのがH29年5月27日。つまり約2年の月日が経ち、ループイフダンはシステムに大幅な変更があったことを知らずに運用してしまいました。だいぶ大きな失敗ですね。

 

さらに失敗した逆指値について

さらに失敗してしまったことで「逆指値」に関する失敗があります。

それの一つが逆指値を自動で入れるシステムですが、このシステムは初期設定時の最大ポジション数に依存します。つまりどういうことかというと、

 ※わかる人はここ飛ばしてください

ドル円B15システムを運用しようと思った際、(実際に一番使われているシステム)、最大ポジション数を100に設定するとします。すると、100枚(100ポジション)以上をループイフダンは持つことが出来ないので、101枚目を超えるポジションを持つ際、最初のポジションを決済します(逆指値が発動します)

 

 1ドル110円の時にドル円B15システムを最大ポジション数100で運用すれば15pips×100枚で15円の下落までポジションを持ち続けます。しかし現在のループイフダンのシステムでは最大ポジション数を超えると最初のポジションを損切りしますので、1ドル95円を割れると1つのポジションにつき−15000円の損切りが発動します。

そしてこれはあくまでそのままチャートが下落した場合の話で、110円でスタートしたシステムが115円まで上昇し、その後チャートが下方向に向かえば、115円で保有したポジションは100円で損切りされてしまいます。

 

基本的にループイフダンでは損切りしないことを推奨する方が多いのはこのことからわかるように損切りすればコツコツドカンのお手本のようになってしまいます。これではループイフダンでの資産運用失敗です。損切りしないためには、なるべくレバレッジをかけずに運用することが必須となります。

僕は自分の資金力を分析し、システムの値幅を50に設定し含み損に耐えられるように設定したつもりでしたが、最大ポジション数をとりあえず10に設定したことが失敗でした。

 ドル円B50システムの最大ポジション数10で50pips×10で最大5円までの下落にしか耐えられないのです。そのため先日、ついにループイフダンの利用を停止しました。(一旦ですが)それまでの最大ポジション数が10でしたので今度は20にまでしましたが、また下方向に向かえば最大ポジション数を増やしながら対応するつもりです。これが2つ目の失敗ですね。

 

ループイフダンで失敗を経験した後の運用について

ループイフダンでの失敗を経験してその後の運用はどうなったのかもご報告します。

一旦システムを停止し、110円台で再度運用を開始しました。自分がシステムを運用し始めて114円台まで上昇しましたので、これまでの含み損ポジションは全て逆指値を外しております。本来は地政学的なリスクなどにも耐えられるように資金をもっと預けるべきだと思っていますので、もう少しリスク管理を徹底しなければならないのですが・・

ループイフダンは自分の決めた出口にたどり着くまでは頻繁に出金したりすることが難しくなるケースがありますので、失敗しないためにもあくまで余剰資金もしくは預けていても大丈夫な分で運用する方法が良さそうです。

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